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2006年01月04日 (Wed)

あいあい傘の休日

雨の日、上野動物園。

あいにくの雨模様。まばらな入園者で少し寂しげな園内。
でも、紅葉にはまだ早く緑の葉をつけた大きな木々が
気持ちよさそうに小雨に降られていた。
空気はしっとりとほのかにグリーンノートの香り。
毎日オフィスで暗くなるまで仕事をしてると、
こんな匂いに包まれることもないから。とっても幸せな気持ちになって。

隣には、ranさんがいて…
完璧な休日!


鳥が飼われているゲージをまじめな顔で観察するranさんのほっぺたに
そっと感謝の気持ちをこめてキスをした…



この日、雨が降っていたせいもあって肌寒く、
末端冷え性のせつなの指先はかなり冷たかった。

ranさんはせつなの手がいつも冷たいのを気にして
外出すると暖めるように握ってくれる。

「ああっ?なんでこんなに冷たいのっ」
ぎゅっと握りこんでもらうとじんわりあったかさが染みてくる。
ranさんはいつも手がとってもとーっても暖かいのだ…。(不思議ー)

ちいさな折り畳み傘での愛愛傘(漢字違うけどいっか
持っていたのはせつなだったので、
夜行性館、小鳥の館、入るたびに傘を畳んだりしたので
その時の雫でまた冷えてしまった。

「あああ!またとっても冷たくなってるよっ」
最後は怒ってたranさん…。
そのココロ遣いがありがたくもったいなく…。

ranさんが何度もせつなの手を握って暖めようとしてくれた手のひらの体温は、
せつなのココロにも溶け込んで、大切にしてもらってるんだなぁっていう
ほっこりした気持ちをくれたのでした。

園内のモノレール(とっても短い…んだけど)に乗って
復路を戻りながら小雨にけぶる園内を上から見下ろして思った。
確かにさっき、あの道をひとつの傘でranさんと歩いた。
でもそこに幸せな二人はもういない。
でもいま、隣にranさんの体温を確かに感じてる。

共有できる時間を精一杯生きよう。
二度と時間は巻き戻せないんだ。

そんな小学校の道徳の時間でも教えられないような
ベーシックな感慨に耽ってた。


「さっき、せつなからキスしてくれたでしょ、とても嬉しかったよ…。」



ranさんがせつなをとってもせつない気持ちにさせるから
恥ずかしいほど人生について考えちゃったんじゃない…。

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