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2006年09月18日 (Mon)

Blueberry

お食事の最後にケーキがでてきました。
せつなのケーキはブルーベリーがたくさんのってるタルト。
フォークの先にちょこんと乗っかったブルーベリーをみながら
ちょっとした出来心がムクムク…。

「せつなのってこれくらい?」

ranさんは、ふぅうーんという顔でせつなの手からフォークを取り上げると
ブルーベリーをお口に運んだ。

「せつな。」

せつなの瞳をじっと見ながらranさんは前歯に挟んだブルーベリーを
グリグリッと噛む。噛み切るのではなくて、少しずつ力を加える。

ブルーベリーの果肉が歯に圧搾されて
じわりと濃い色の果汁が染み出す…
ranさんの白い歯が淫靡な紫色に染まっていく。

ranさんの健康的な白い歯を蝕んでるのはせつなの
邪な気持ちだ…そんな風に思っていたたまれなくなった。

「やっやだ…ッなにしてるのッ」
「ふふふ…いつもこうしてるのさ。」

と。
ココまで書いてあった記事があるんですけどー(゚∈゚*)
起承転結でいうと転結、の部分がないの。
オチもないし…いつか何かの話とくっつけようと思ってました・・・。


先週、ranさんと夕飯をご一緒した。
お食事の最後に、ケーキがサーブされて、
いつかと同じようにせつなのタルトにはブルーベリーがのっていた。

もう一度ranさんに噛んでもらったらどんな気持ちがするかな。
「ねぇ…覚えてる??」
フォークの先にブルーベリーをのせてranさんの目の前にかざしてみた。

(゚∈゚*)エヘヘ…ちょっと恥かしいよぅ…。

崖っぷちを歩いてる気分、ふわふわして…ドキドキ…。

「んー?なぁに?」
「だからぁっ…噛んでみてよぅ」

前にしてくれたよね覚えてる?
ranさんは表情をまったく変えずに云った。

「嫌だよ。したくない。」
冷や水を一気に浴びせられたような気がした。
せつなは指先まで一気に冷たくなって…

微妙に変わってしまった雰囲気を変えようと
ひときわ明るくおちゃらけて云った。

「えーいいじゃない?してくれたってー」
「したくないんだよ。」

手から力が抜けてranさんの目の前にあったブルーベリーは
せつなのお皿にぽとりと落下した。

「ウン…そうだよね。ごめん。」

もう、うつむくことしか出来なかった。
ああ、どうしよう…馬鹿なこと云っちゃった。
なんでこんなこと言い出したりしたんだろう。
ranさんの瞳はせつなのことをはっきりと侮蔑していた。
崖っぷちを歩いてたせつなは奈落の底に落ちていった。

フォークを握り締めたままうつむいて動かなくなった
せつなを見てranさんは、あわてたんだと思う。

「ああ、ごめんごめん、ちょっとした意地悪じゃないか。」
せつな、ほらね?ほら。。。
ranさんは落ちたブルーベリーを歯の間に挟んで見せた。

「ranさん、やめて…もうやめて…ごめんなさい…」
そんなことをさせてる自分に自己嫌悪した。
ranさんはしたくないことをしてるのだ。
せつなだけ、いつもいやらしいことを考えてるんだ。
せつなは、いつだってranさんに貫かれたいんだ。
お食事してたって、会議中だって、いつだってそんなこと考えてる。

せつながいやらしすぎるんだ…。
きっとranさん呆れた。馬鹿なオンナだって思ったよ…。

熱いものがこみ上げてきてしまって
目を見開いて涙が落ちないようにranさんに気づかれないように
奥歯をかみしめて我慢した。

「せつな……泣かないで。」
ごめんよ、意地悪してごめんよ。
ますますranさんはせつなを泣かせようとするのだ。

「泣いてないでしょ!大丈夫だってばっ!何のこと?」
「せつな…目が赤いよ…」

せつなは頬を伝う涙をナプキンで拭いながら思った。
どうしてこんなことで涙がでるほど動揺してしまったんだろう。

破廉恥なことを口にする女性だとranさんに知られたこと
いつもせつなだけがいやらしい事を考えてること
以前ならこんなこと口に出そうなんて思わなかったのに
簡単に言葉にしてしまった自分に物凄く自己嫌悪したこと

そして…
ranさんがはっきりとせつなを侮蔑していたこと。

「この淫乱な牝犬め」

ranさんの瞳がそう言ったの。
だからだからだから…悲しくなってしまったの。
そんなこと思ってないよ!?せつなは…もう!
「僕だっていつも、君を責めること考えてるよ」
いやらしいのはせつなだけじゃない。
今のはちょっとした意地悪なのに…なんでかなぁ…
ranさんは心底こまったように呟いた。

berry2


プイ(゚∈゚*)/
よしよし。ranさんはそっとせつなをなでなでした。

じゃあね…今度…四つん這いにして言ってあげる。
「この淫乱な牝犬め」そういって責めてあげる。

トロリ。せつなのカラダから蜜が溢れた。
きっとranさんは知らない。
せつなも驚いていた。
さっきはあれほど辛かった言葉に感じてるなんて。

ブルーベリーを食べるたびにranさんの瞳を思い出すよ。
小さい小さい果物はせつなにとってリンゴになってしまったよ。
甘くて酸っぱい果肉を噛むたびにせつなはカラダを疼かせる。

この淫乱な牝犬め・・・



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2006年09月18日 (Mon)

記事の数

ranさんに昨日、言われてしまった。
「せつなブログの更新してないね~~」

「ギクッ」
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

「そのうち、見てくれる人いなくなっちゃうんじゃ…」
ギクギクッΣΣ(゚д゚lll)!!

「ウン。分かってるぅッ」

いちよう月7~8個の記事を書くというのが目標なんだけど・・・。
mixiを始めてしまったから時間が..._〆(゚▽゚*)
でもせつなはこのブログの方が好きかも。

ranさんやっとやっと更新したよー!
見てくれてるぅッ?? ヽ(´∀`)9 ビシ!!

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