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2006年01月05日 (Thu)

はじめての~拘束

「せつな、あっちむいて」

飼育室でranさんにくっついていた時
ranさんが身を起こして飼育室の隅を指でさした。

「うん?」

何かを取り出して、せつなの背後にまわったranさんが
せつなの右手を後ろ手に捻った。
捻ったといっても、手のひらが背筋側にくるようにしたのだ。


「ああっ縛られちゃうんだ…!」


そう思った瞬間、背筋にびりびりっっという凄い感覚が這い上がってきた。
全身の力が抜けて、背骨が無くなったように感じて
くたっっとした軟体動物になった。

ranさんは左腕を右腕と交差させるように固定した。
左腕はがちがちになっていて、
背中に回されるとき抵抗したつもりだったけど、後から
「抵抗しなかったね…」と指摘されて
力が本当に入ってなかったんだなぁっとおもった。

頭が自然とソファーの背もたれに乗ってしまって
自分でカラダを支えられないくらい力が抜けていた。

ranさんは拘束した両手をグイッとつかんで
せつなの上体を上げさせた。
「どう?」

いつものranさんらしくない荒く強い動作に
頭の中で悲鳴をあげていた。
何も返せずそのままranさんの肩に顔を隠すようにカラダをくっつけた。
そうしないと崩れそうで…。

ただただ、ひたすら恥かしくて。
拘束されることがこんなにも羞恥心をかきたてるとは知らなくて。
身動きがとれず苦しいのではなく、身動きがとれないから恥かしい。


ranさんはすぐ、拘束を解いてくれて…。
せつなはranさんにしがみついて
「恥かしくてヤダ…」

ぐすぐす。
甘えた。

ranさんはそっと背中を撫でてくれて
「ものすごく熱くなってるよ」
「拘束されてもイヤじゃなかったね?」
せつなが落ち着くまで優しく背中を撫でてくれてた。


「あのぅ…ナニでやりました?」


ranさんが使ったのはSMでポピュラー(w
な縄とか、ロープではなくて
幅の広い黒いマジックテープだった。

せつなはこれが好き。
ranさんがせつなに選んでくれたこれが好き。

だってコレで拘束されてるMさん、せつなのほかに
いないでしょ…

【Edit】 |  22:46 |  ##SM関連  | CM(0) | Top↑

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