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2006年04月02日 (Sun)

Poisson d’avril

せつなは恥かしいと濡れてしまう。
そのことを指摘すると彼女はさらに漏らすのだ。

だから調教時の待ち合わせにはショーツもブラも付けさせない。

指示に従えてるのかどうか報告のメールをさせると、
「してない。できない。本当にranさんキライ。」
そんなメールを毎回送信してくる。
「わるい子には、お仕置きだよ?」
せつなは「お仕置き」や「調教」という言葉に弱いから
あえてその言葉を使って返事をしてあげる。
僕のメールを受け取って赤くなってる君が脳裏に浮かぶよ。

「ふーんだ。いいよ。ranさんキライだもん。」
それでも強がってる君。でもそのうちに…

「ranさん…気持ち悪いです。早く歩けないから少し遅れます。」
「15cmずつしか進めません。」

そんなメールがくる。僕は気が気じゃない。突き放せない。
そうするべきなのか。でも僕らは違う。

「ゆっくりおいで。もし気分が悪いなら着替えなさいね。」

ショーツをつけてない姿を僕が想像していると思うと
せつなは感じてしまうという。
そして、その僕が待ってる場所へ調教の為に向かってるという事が
彼女のココロを乱し、緊張のあまりに電車に酔ってしまうのだ。
女性は不思議だ。とても複雑だもの。

改札から緊張した面持ちでせつなが出てくる。
僕を見つけると毎回せつなは体当たりしてくる。照れ隠しかな?
「もうーバカバカー。」
ふーんだ。ふーんだ。命令なんて守ってないもんっ。
ぷりぷりしてるせつな。

こうやって怒ったふりをする時、彼女は下着を着けていないのだ。お見通しだよ。
ずんずん先に歩こうとする彼女の腰に手を当てると
「止めてよ。ふん!勝手に触らないでっ」
緊張からか手は冷たくなってるし足元はおぼつかないのに。
どうして君は強がるの。
そこが面白いっていったら君はまた怒るだろうね。

ホテルのエレベータの中に二人きりになると
とたんにおとなしくなってジッと僕の気配を伺うのが分かる。
そっと唇を寄せると…彼女もそっと押し当ててくる。
下着をつけてなくて不安だったんだね。
「あああ」と声を発して僕の襟元にしがみ付いてきた。

あとはお部屋に入ってからだよ。

部屋に入ってしまえばそれなりに従順なペットになる。
「四つん這いになりなさい。」

ブツブツ何かを呟きながらも結局は従うのだ。
やだよ。恥かしいよ。やだもう。ぶーぶー。

脚を肩幅より広く開かせる。
「もっとお尻を突き出して。」
もっとだ。

「やだ!!」
こんな格好恥かしすぎるよぅ…
せつなは伸びをした猫のような格好をして
お尻をいやらしく突き出している。
彼女の秘密の部分は僕の前に無防備に晒れている。

彼女が愛読してるブログの小説の主人公と同じ事を
今日はしてあげる約束だ。

「せつな、君のチャンスは1回だけだ。」
これから2つのローターで可愛がってあげる。
君のお気に入りの赤いローターはどれか当てるんだ。

「姿勢、崩してもお仕置きだよ。そのまま耐えなさい。」

うううっ。ああ。
せつなはまだ何もされていないのに甘く啜り泣く。
君はどこまでも言葉に弱いね…。

せつなの弱点に強く押し付ける。ビクッとお尻が揺らめく。
「一番目。もっとして欲しい?それならお願いしてごらん?」
「2番目。これは?好きな刺激かな。どう?」

ローター本体に続くコードの根元を持ちそっとクリ×××に触れさせる。
この方法がせつなは一番弱い。案の定、
「ヒッ。ああ…んっ。」
上体を起こして逃れようとする。
「動くなって云ったよな。」
「ごっごめんなさい…っああ。でもでもっコレ。コレなの。」
2番目ですっ。せつなは叫ぶように答える。
シーツに立てた爪が白くなり、うっすらと背中に汗が吹き出ている。

「残念。一番目も同じローターだよ。分からなかった?」
さて。君の言うべきお願いを云いなさい。

「いえない!間違えてないもん。」
「せつな。云いなさい。命令だ。」

せつなは何回もお口を閉じたり開いたり。
相当逡巡してる様が見て取れる。

それでも、君はお仕置きされたいんだね。
いいよ。君の願いを叶えてあげる。

僕は女性を傷つけたり、苦しませることは苦手だ。
気持ちよく苦しませるのは大好きだけど。
愛する君を打ち据えるのはどんな気持ちがするだろう。
興味がないとは云わない。
自分より力の無いものに苦痛を与えるのがキライなだけだ。
でも。
せつなはスパンキングは「恥かしい」行為だと云う。
それなら君と一緒に新しい扉を開いてみるのもいいかもしれないね。

「ご主人様…せつなにお仕置きしてくださいーっ」


蚊の泣くような声でどうにかせつなが告白する。
可愛いよ。真っ赤になって。もう目が潤んでるね。
恥かしいんだね…。

僕のせつな。僕がたくさん恥かしいお仕置きしてあげる。
だからいつまでも僕のペットでいなさいね…。


m(_ _)mこれはせつなのちょっとした悪戯です…。
一年に一回の悪戯をお許しくださいvv
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